つきのおまめさんの新作漫画 カナリアの四季を読んでみた

大好きな漫画家のひとり、つきのおまめさんの漫画がスマホで読めるようになったのでさっそく読んでみました。つきのおまめさんの新作漫画は、コミックシーモアで配信されている和服カレシは発情中というオムニバス漫画の中に挿入されていたもの。

題名は、カナリアの四季というショートストーリーです。保護者失格。ばりの激しい絡みとほんわかする夫婦のやりとりなどがあって、つきのおまめファンならほっこりすること間違いなしの漫画です。

日常生活ではお目にかかることはまず無いと思われる鍵付きの下着。いわゆる貞操帯です。昔は一般的だったのでしょうか・・・?鍵付きなので自分では脱ぐことができない代物。当然トイレにいくのも大変だと思います。

そんな妻を見張る目的でつけさせる下着なのですから、妻の同意がないとつけるのは難しいものだと思います。カナリアの四季の漫画中では、その理由もさらりと語られているので、もっと突っ込んだ内容を読んでみたいと思った読者も多いのではないでしょうか?小説家と貞操帯。すごい組み合わせですが、女性が読んでもそんなに抵抗なく読めると思います。

参考サイト:カナリアの四季(つきのおまめ)をネタバレしちゃった!

これぞスポ根の王道!巨人の星

梶原一騎原作の「巨人の星」は星飛雄馬や星一徹による親子愛よりスパルタ親子かと思える修行が目立つスポーツアニメです。

大リーグボールを投げれるようにするためギブスでのトレーニングや木に穴を空けてそこにボールを投げ精度を上げるトレーニングなどスポ根そのものです。

また星だけじゃなく花形でも左門でも野球に対する情熱がえげつないほどあり本気モードになると目から炎が宿ります。

またアニメ版は1シーンがやたらと長くその間に星とかオズマとかの心理戦が繰り広げられます。

このじれったさが巨人の星の魅力でもあります。

伴宙太が野球に目覚めるシーンな感動します。最初は柔道部で肩で風を切って、野球部にうさぎ跳びやら走り込みやらしごきまくり、星飛雄馬が野球に対しての熱い思いを示した途端、伴も星飛雄馬と共に野球の道に行き最後のシーンでは大リーグボール3号を打つという大役を演じます。

伴と飛雄馬の青春、友情シーンはいつも迫力があります。飛雄馬の俺を投げろ!のシーンは特に。

花形満のナイスガイキャラは男臭い漫画に華を添えます。しかも自信過剰で実力も伴い、元祖イケメンスターキャラだと思います。

星飛雄馬の熱血ぶりやライバル達のどうしても大リーグボールの新作を打ってやるという熱がまざまざと伝わります。

また打たれた時の星のショックが大げさすぎて逆に漫画の世界に吸い込まれます。

消える魔球とかスローに思わせてなぜか打てなくて選手が バカな!なぜだと狼狽するシーンも印象深いです。

妖怪ウォッチ?なんでも妖怪のせいなのか?友達になる妖怪有!

今も大人気の妖怪ウォッチ、この漫画について色々知っていると実際子供達なら友達が多く作れるという相乗効果があるみたいです。

一緒に妖怪体操第一を踊るとか、妖怪グッズを持参して自慢するとか!

ある日ケータがウィスパーから渡された妖怪ウォッチが原因で妖怪が見えるようになり、日常のおかしな出来事は全て妖怪が絡んでいるという事実に遭遇します。

なんでも妖怪のせいなのかとツッコミたくなる要素もありますが、風邪にしてもネガティブにしてもそのネーミングにちなんだ妖怪が登場しバトルになります。

バトル時に毎度おかしなタイミングで召喚されるジバニャンは毎回ユニークすぎて笑えます。

そして百烈肉球が威力あるのかないのか微妙なのも不思議です。時には百烈拳風に強い時もあります。

メラミライオンや口だけ女などの妖怪とバトルして勝てば友達になりいつでも妖怪をウォッチで呼び出せるシステムは、ポケモンみたいな要素がありポケモン好きにはたまらない漫画です。

ウィスパーの執事としての存在は謎です。なんでも知っているのかと思えばそうでもないし気分屋だし、キャラが弱々しいのも面白いです。

友達になった妖怪は呼び出された時にそのまま力になるのが便利です。

FFの召喚獣みたいな存在です。ジバニャンのニャーKB48好きなとことか「僕は死にましぇーん」のセリフとか、懐かしのドラマや漫画のオマージュがあり最近の漫画なのに懐かしの世代の人もわかるようなネタが随所に仕込んであります。

ハイスクール奇面組?個性を大切にしてるギャグ漫画

ハイスクール奇面組は、変態だらけのギャグ漫画としてあり得ない技、これ絶対天然だろ的な場面が多すぎて大笑いしたい人にはオススメです。

奇面組だけに一堂零含む変態のトップクラス五人がメインで全員揃っての奇面フラッシュが必殺技ですが単体でも皆さんそれぞれ個性的です。

豪君は高校生なのにお酒を飲んで剛毛だし、仁君はオカマそのものだし、この五人確かにインパクト強すぎです。

でも他のサブキャラも個性が強く、一話だけのキャラでもユニークなネーミングが付けられてその名の通り変態技を繰り出します。

唯が最もまともだけど天然なとこが多いかなと思います。

犬のラッシーでさえ人間みたいに歩いたり喋ったり感情持ったりと動物までもがユニークです。

町内で?変態な企画をして奇面組が挑み変態な必殺技で有り得ない勝利をするとか、学校行事なら体育祭も文化祭も楽しいのはわかるけど奇面組が絡むと予想外なイベントになること間違いなしです。

若人先生のお嬢様キャラも、時代先生の時代遅れ感も猪狩先生の男勝りな性格とかもそれぞれ一癖も二癖もあるので、そういう個性が大爆発しています。
とりわけ町内行事では夏なら夏のスイカ大食い対決があり、スイカを家で食べたばかりの零が、まさかのスイカ大会に参戦することになり山ほどスイカを食べさせられお土産がスイカ山盛りという感じで一つの企画が終わります。

こういう無理やり感やあり得ない技が飛び交うシーンが多いのがこの漫画の特徴です。

ピンチも変態で乗り切ろうというコンセプトです。

「きのう何食べた?」(よしながふみ)は読む幸せサプリです。

講談社モーニングKCから出版されている、よしながふみの「きのう何食べた?」は是非読んでもらいたい作品です。現在10巻まで出ていて、約1年に一冊の、のんびりとしたペースで出版されています。
 
主人公は40代のゲイのおじさん・・・これで、ヒクともったいないです!BLはちょっと・・・と思ってしまう方も、偏見を捨てて、一度読んでもらいたいです。
 

おじさん同士のカップルの日常が淡々と描かれますが、そこはベテランのよしながふみのマンガです。人間ドラマが描かれていて、ちょっとホロリとしたり、クスっと笑えたり。周囲の人物も皆さんいい味を出していて、本当に楽しめるマンガです。美少年(美青年)がありえない設定で絡むBLマンガとはちがい、「ああ、本当にこういったゲイのおじさんカップルいそう?」なんて思ってしまうような、リアリティもあり、そこも魅力のひとつです。

そして、このマンガ、料理マンガとしても、秀逸なのです。やはりこちらも普通の家庭料理が出てきます。料理バトルをするわけでもなく、「何百年に一度」なんて、ありえない食材を使うわけでもなく、方向としては「クッキングパパ」系でしょうか。

倹約家の主人公が、安売りスーパーで仕入れた食材を使い回しながら、毎回料理を作りますが、これが美味しそう!そして、すぐ自分でも作れる物ばかり!麺つゆを使ったり、面倒くさい下ごしらえは省いちゃったり、お菓子はホットケーキミックスを使ったり・・と、本当に普通?の、でも本当に食べたくなる料理が、1話の中で必ず紹介されます。

「BL」で「料理」。この2つの要素が一緒になっているのに、全然派手なところのない、のんびりまったりゆっくりほっこりのマンガ。読むとなんだかちょとだけ、幸せを感じられたり、嬉しくなったり、そんなサプリのよう。もっと評価されてもいいのに!と悔しくなるくらいおすすめの作品です。

ONE PIECE?尾田一郎の名作長編漫画

ONE PIECEが最近連載を終了しましたが果てしないアクション&コメディ冒険活劇でした。なので自身も全ては読めてないけど、時々読むONE PIECEワールドは少し読むだけでその世界観に浸ってしまいます。

「俺は海賊王になる!」という名台詞でわかるようにルフィのこの我々人生にも当てはまる目標設定的なワードがすごく好きです。

そしてゾロの必殺剣が徐々に進化していき、強くなるための研究熱心なゾロに惹かれます。名台詞は「俺は絶対負けられねえ!」です。敗北もありましたが敗北により確かにゾロは恐ろしく強くなりました。

ベルメールさんとかZなど劇場版のメインキャラがそれぞれ生き方が泣けます。ベルメールさんのナミ達とは血が繋がってないのにナミに本当の親以上に愛を注ぐシーンは泣けます。

基本、泣けるアクション漫画です。エースがルフィをかばうシーンはアニメ名シーンに数えられるほどです。

世界観、冒頭で述べたように巨大な鯨とか人間外の不思議な人種や海賊物語ならではのトラブルやバトルは、スリリングにとんでいて時には騙されたり時には敵が仲間になったり60巻以上続いた漫画ですが、どの巻から読んでもなぜかハマる物語です。

友達とは何なのか本当の仲間ってなんなのかそれを激しく尾田さんは訴えているのだと思います。

メインキャラもナミや女好きなサンジや序盤嘘つきで弱かったウソップやフランキーらの人物像も調べれば調べるほど奥が深い物語です。

基本この漫画を読んだら冒険にいきたくなります。

まじかる☆タルるートくん?ドラえもんに似てるけど違う雰囲気

まじかる☆タルるートくんは、ドジで何も取り柄がない江戸城本丸が、魔法の国からやってきた「タルルート」に助けられ、ドラえもんみたいにジャイアン風なジャバ夫や、原子力らの嫌がらせに立ち向かう漫画かな?と最初は思ってました。

しかし、最初の設定こそ、ドラえもんに似てましたが、全然違う雰囲気になりバトルアクション路線に変更されてました。

でもタルルートの魔法や他のキャラのコミカルな演出は毎回笑わせていただきました。

座剣邪が現れてドラゴンボールかと思えるほどの激しいバトルで本丸が死んでしまうシーンは必見です。

死ぬけど死語の世界でのユニークなキャラとの勝負もジャンケンだとかガチンコ勝負だとか笑える要素てんこ盛りでオススメです。

登場キャラクターが可愛くてタルルートをはじめ、ミモラというタルルートを慕う可愛いい魔法少女や小学生なのにナイスバディなイヨナちゃん、キザなタルルートの姉や魔法により召喚されるアイテムなど、子供向けだけどアクションもあるので成人男性も楽しめます。

一番の見所はダメ男だったはずの江戸城本丸がタルの魔法なしで強くなっていく姿です。

父ちゃんとの修行シーンとかは香港映画風で見入ります。

タルルートのたこ焼き好きなとこもポイントです。しかも食べるのが早く本当にぺろりと食べてしまいます。

魔法が使えるということでマハラパーやライバーなどユニークな魔法使いが登場し、それぞれツッコミところ満載なのも見所だと思います。

後はタルルートの本丸に対する友情です。

明日のジョー男達のバイブルと思います。

今から30年以上前の漫画「明日のジョー」これはボクシング漫画ですが主人公の矢吹ジョーはまさに狼!

物語全般通して男気溢れて魅力的です。
そして、不良少年からプロボクサーに力石徹とのバトルを通して変貌していく姿は見ていて応援したくなります。

どうしても力石徹VS矢吹ジョーの試合で最後に力石徹が亡くなるシーンがインパクト大きいかもしれませんが、私的にはホセメンドーサとのラストバトルでジョーが「燃え尽きたぜ!真っ白にな!」と言ってコーナーに座って静かに力尽きる姿が一番印象的です。

このラストシーンこそ明日のジョーの漫画の全てが込められている気がします。

チャンピオンのホセが試合後に白髪になってしまうのも意味深です。

力石とのバトル、ホセメンドーサとのバトル、ウルフ金光とのバトルと一つ一つの試合がここまで根性が入ったボクシング漫画は他にないかもしれません。

ジョーも命を落とすし、力石も命を落とすし、カーロスリベラはパンチドランカー障害で車椅子生活になってしまうからです。

普通のボクシングの枠を超えた「死闘ボクシング」だけにトレーニングも心構えも必死で頑張る姿がこの漫画の見所です。

力石の非科学的な減量やホセのコークスクリューパンチや、カーロスの変貌やラストバトルまでの流れで印象深いシーンが本当に多いです。

そしてジョーは恋愛よりボクシングに青春をかけること、少年院上がりという環境がなぜか私達読者に興味を惹きつけます。

ちばてつや 梶原一騎さんも男気溢れているに違いないとこの作品を読んでるとそう感じました。

我が家の必需品!クッキングパパ

ドラマ化もされたことのある「クッキングパパ」(うえやま とち)をおすすめします。
荒岩家(一味、虹子、まこと、みゆき)を中心として、会社や学校、地域との交流が料理を通じて描かれています。
今大ブーム中の、にぎらずに好きな具材をはさむ「おにぎらず」は、何とクッキングパパが発祥だったのです!

一話完結で、漫画のストーリーにちなんだレシピが紹介されていて、漫画を読んで楽しんだあとは、実際に作っても楽しめます。
レシピは見たこともないようなアッと驚くようなもの、伝統的なもの、季節のもの、外国のものなど、多種多様です。

普段の生活は福岡の博多がメインですが、日本各地へ旅したときには、それぞれの地域の郷土料理や名物、方言やスポットなどが描かれ、
読んでいるだけで、自分も旅行している気分になります。

作者のうえやま とちさんは博多在住のようなので、ディープな世界が描かれています。
ガイドブックを読むより、クッキングパパを読んだ方が、詳しく書いてあるかもしれません。

ストーリーですが、まこととさなえちゃんの純愛、田中くんと夢子さんの社内恋愛など、恋愛模様も描かれており、単なる料理漫画ではありません。
また現実よりかなりゆっくりですが、子どもの成長が描いてあるので、読み返してみると、成長したなぁと親のような気持ちになってしまいます。
出産、結婚もあれば別れもあり、漫画を読むだけで人生勉強になります。

どんどん増えていくキャラクター、成長していくキャラクターなど、今後もストーリー展開から目が離せません!

思春期の少女の感情の行方 手塚治虫賞受賞「逢沢りく」

タイトルのとおり、主人公は「逢沢りく」という中学生です。

素敵な両親との3人で暮らしています。学校でのりくは、ちょっと注目を集める存在です。きれいで、スタイルもよくて、オーラもあって。そして、りくには特技(?)があります。自分の感情とは関係なく、いつでも涙を流せるのです。いわゆる「嘘泣き」で周囲を翻弄してしまうのですが、りくにはその罪悪感はありません。むしろ、涙ひとつで振り回される周囲を見下すかのようです。

しかし、これはりくの心の闇からくる行動なのではないでしょうか。表面上、家族とは会話もするし仲良くやっているように見えます。しかし、りくは特に母親に対して微妙な感情を抱いています。母親は完璧主義らしく、りくに理想を押しつけているかのようです。りくはそれを裏切らないようにいい子を演じています。

どうやらそれはお互いに壁を作っているかのよう。デキる母親と思春期のりくはお互いになかなか本音をぶつけあうことはありません。そんな中、母親の提案で関西の親戚の家にりくが預けられることが決まってしまいます。関西の家は大家族で、大歓迎を受けるものの関西弁が苦手なりくにとっては苦痛でしょうがない暮らしでした。

なじめない関西でも暮らしのなかでも、母親との心のかけひきは続いています。お互いに、帰って来て欲しいならそういえばいいのに、泣いて帰りたいって言えばいいのにと思っていて、本音が伝えられないやりとりの場面は女子なら共感するところがあるのではないでしょうか。

そんななか、りくの心境にも変化が現れます。大家族の自分に対するお節介なまでのカラミを受けるうち、徐々に自分の感情を表に出すようになります。そしていざ家に帰れるとなった頃、りくが頑なに拒んできた「言葉」を発せざるをえなくなる事件(?)が起きました。

りくは、泣きました。これはきっと本物の涙だったと思います。なぜ泣いたのか、自分でもはっきりわからなかったかもしれません。でも、延々と泣き続けました。その後の母親とのことは描かれていませんが、吹っ切れたであろうりくが母親とどのような対面を果たしたのかは気になるところです。

「きょうの猫村さん」でおなじみの、ほしよりこ原作のコミック上下巻です。あの味のあるタッチで描かれた登場人物の表情がとても魅力的で、長編ものですが一気に読んでしまいました。